2026/02/22(日);初稿
はじめに
2026年2月21日(土)から23日(月)までは日本では3連休である。しかしながら、自分はこの3日間仕事がある。いや、別にやらなくてもいいんだが、マウスが死んでしまうので、それをのがしたら正確なデータを得ることが出なくなる。会社なので本当ならば正式な手続きを経て休日出勤を行う必要がある。でも、金曜日の夜にその判断をせざるを得なかったので、申請なんかできるわけもない。それに、この実験でマウスの生死を記録しなかったら、困るのは自分である。ということで、3連休にも関わらず、マウスを解剖したり、IVISを撮影したりと、ほぼフルタイム勤務になってしまった。自分の仕事スタイルとしてはこれで良い。昔からこうだったし。逆に、企業の論文博士のイキっただけのク****エセ研究者の無能なハ*KS共と一緒にされたくないし。とはいえ、天気の良い3連休を捨てるというのは、非常にストレスが溜まる。ストレスが溜まったので、Noctuaの超高級CPUクーラーNH-D15 G2を買うことにした。26000円以上するしな。
NH-U12A
https://www.noctua.at/en/products/nh-u12a
これは、現在使っている自作PCを組んだときに、ChatGPTにおすすめされた静音タイプのCPUクーラーだったと思う。このクーラーは、おそらく非常に静かなことが特徴な、めちゃくちゃ良いCPUクーラーである。正直、変える必要なんかないような気がしていた。このコンピューターの用途はバイオインフォマティクスである。以前の記事を見ればなんとなくわかるが、1週間以上もCPUを全回転させるときがあり、そのときのCPUの温度は90度を超えてしまう。こんな使い方は、CPUの健康状態にとって良いわけがない。それに、昨今の半導体Gougingにより、メモリだのなんだのの価格が高騰している。もしここでこのコンピューターが壊れてしまったら、そのダメージたるや計り知れない。もはや5年くらいは買うことが出来ないのではないかと本気で思っている。だから、コンピューターを酷使しながらも、出来る限りその負荷を軽減しなくてはならないと本気で思っている。それに、このコンピューターの稼働が始まってからすでに1年以上経過している。そろそろ掃除しなければならない。だから、良い機会だからCPUクーラーも新調したというところである。
NH-D15 G2
https://www.noctua.at/en/products/nh-d15-g2
買ったのはNoctuaのNH-D15 G2である。これはAM5の、特にオフセットマウンティングに対応している。どうやらAMDのRyzenは、CPUのなかで一番熱くなる部位が中心から随分とずれているらしく、それに合わせてCPUの中心からずらして(オフセット)CPUクーラーを設置するのが良いらしい。ちなみに、AM5でパフォーマンスを発揮するためにはNH-D15 G2 LBC(Low-base convexity)という方が適しているらしい。しかし、このNH-D15 G2 LBCは、あの超絶にダサい2色カラーのモデルしか、今はリリースされていない。というか、Noctuaはなんであのカラーリングにした?あれ、かっこいいと思ってるのだろうか。なので、自分はクロのモデル(Chromax)がいい。どう考えてもこっちのほうがかっこいい。ただし、NH-D15 G2 Chromaxは標準モデルしか現時点ではリリースされていない。まぁ、いいか。別に使えないわけではなさそうだし。あの2色モデルは好きではないしな。ちなみに、NH-D15 G2 Chromaxは2色のあのモデルに比べて値段が高い。

どれだけ冷えるのか
それではNH-U12Aと比べてNH-D15 G2はどれだけCPUを冷やすことが出来るだろうか。以下のコマンドで10分間測定した。
stress --cpu 16 --timeout 600sBashそして、以下のコマンドにより結果を一秒ごとにログとして保存していく。これはChatGPTに教えてもらった。
while true; do
sensors | awk '/Tctl/ {print $2}' | tr -d '+°C' >> cpu_temp_log.txt
sleep 1
doneBash以下の図が結果である。赤線がNH-U12A、青線がNH-D15 G2の結果である。この結果を見たときにはけっこう衝撃だった。CPU16個をstressコマンドにより回し、CPUの温度(Tctl)を比較したわけだが、なんと、NH-U12Aは83℃まで上がったのに対し、NH-D15 G2は68℃くらいまでにしか上がらなかった。それに、そもそも、ベースラインの温度も8℃くらい違ってしまってる。ちなみに、部屋はエアコンを30℃に設定し、室温としては25℃くらいだった。そして、エアコンをずっと続けてもCPU温度は基本的に45℃くらいらしい。
NH-D15 G2をインストールするときにCPUグリスを塗布し直しているわけであり、もしかしたらそのあたりも関係している可能性は高い。しかし、以前のブログを見ていると、作りたてのときはcellranger mkrefで96℃とか行っているようだし、NH-U12Aを外してみるとCPUグリスが乾燥しきっているわけではなかったので、結果としては案外フェアなんじゃあないかと思っている。

これは買ってよかった。おそらく、NH-D15 G2の方がヒートシンクの体積が大きいのが良いのだろう。というか、CPUクーラー一つでこんなにも違うのか….すごいね。