現在、DELL M4800をRNA/DNAseq解析用のパソコンとして使用している。このパソコンは、おそらく5、6年(くわしくは知らん)くらい前の機種だが、個人的にスペックは十分高い、満足のいくものである。CPUはCore i7-4800MQで、メモリが32GB積んである。今となってはCPUもかなり古いなぁという感じがする。CPUが重要な解析なので、最新でかつフルスペックのパソコンなどはどれほど早いんだろうなぁと思う。メモリについては、STARのようなメモリが必要なソフトを使う場合は、なんとかswap領域を使って凌いでいる。これをやるとかなり解析にかなり時間が必要らしいが、自分はバイオインフォマティシャンじゃあないし、現時点で高速解析は必要ないので、それでいいと思っている。グラフィックカードもRadeon 8870Mとあんまり良いヤツではない。でも、グラフィックカードの性能は、今の所あまり必要ないと思っている。とはいえ、マッピングされたシークエンスをIGVで開こうとすると、グラフィックの性能が足りないとかでよく落ちるので、イラッとするときがある。
先日、Macbook Pro 13 inch (early 2011)(以降はMBP13とする。)のWifi boardを交換したが、その矢先、まさかのこのM4800のWifiの調子がおかしくなった。症状としてはMBP13と似ていて、Wifiが繋がったり切れたり、デスクトップのインジケーターもよくあるあの扇形のWifiマークがついたり、それが■マークになったりしてる。「これはWifiがイカれたな、マジか…」と思い、Amazonで同じモデルのWifiを探してみた。そうすると、ありました(Network Bluetooth Card for 7260HMW Dual Band Wireless-AC 7260 Network Adapter PCI Express Half Mini Card 802.11 b/a/g/n/ac)。それを21ドルで即購入した。
その2日後、AmazonからそのWifiカードが届く。NYのアマゾンは、早いときはめちゃくちゃ早い。時々その日のうちに届いたりする。Amazon Primeの威力と、休日も働いているデリバリーのお陰だと思う。到着後、即インストールし、無事に正常に動作していることを確認できた。後で気がついたのだが、どうやらWifiに関する部品はもう一つ、Wifiスイッチボードというのがあるらしい。Googleで検索してみると、こちらが壊れているヒトもいるようだ。また、これをアマゾンで検索しても、売ってない….交換もパソコンの裏側ではなく、キーボード側を外す必要があるらしく、面倒なようだ。こっちじゃなくて良かったと思う。
というか、久しぶりにこのパソコンの裏側を開けたが、埃がいっぱい溜まっていた。こういうのが原因で壊れることもあるんだろう。こんなことだろうと思い、一応、このWifiカードと一緒にエアブローのスプレーも買っておいた。でも Wifiが正常に動作しているのを確認した途端、ものすごく面倒くさくなってきた。「こんなに埃まみれなものにテキトウにエアブローしたら、埃が奥に入っていってさらにぶち壊れることになるんじゃあないか…」すこし冷静に考えた結果、エアブローなんかせず、静かにパソコンの裏側を閉じた。