論文の改定中に自分の持つパソコンの老朽化に気づきOffice 365(Office 2016)を購入する

日付;2021/05/28(金)

現在投稿中の論文の改定が大詰めで、図を仕上げているところである。仕上げているとか、すこし変な感じがする。本当ならば、投稿時にパブリケーションのクオリティーであるべきだと思うのだが、そこは共同研究での論文だけあって、共同研究者の都合もある。残っている部分は全部共同研究者の担当の部分である。これについては無事にアクセプトまで漕ぎ着けた場合に良し悪しの部分を書こうと思う。

以前書いたように、今回はレビューアーだけでなくエディターからもリクエストが来ている。全部ある意味ではレビューアーからの質問よりも面倒なものばかり。しかしながら、そもそも投稿時に投稿規定に全く従わなかった自分たちが悪いのだから、自業自得とも言える。自分はこの事態をなんとなく予測していたので、全く問題なく改定のための作業を終えている。問題は共同研究者側で、データの管理がかなり悪く、四苦八苦しているようだ。この日の帰り際、ボスに「Figure legendのワードの制限が350ワードなので、ちょっと直してくれるか?」と言われた。まぁ、いいだろう。

エディターからの要求の一つに、ウェスタンブロットのオリジナルのブロットをクロップしていない(uncropped)状態の写真でSource Dataとして提出しろ、というのがあった。分からないのが、ZipとExcelファイルで提出できるにも関わらず、PowerPointファイル(.pptx)で提出できないということだ。「ZIPってなんだよ。なんのZIPだよ。クソが。」とマジで思った。なので、まずは全ブロットの画像をパワーポイントに貼り付けて、それをTIFFにエクスポートし、次にその画像をエクセルに貼りつけるという手段でSource Dataを作成した。ZIPファイルでも提出できるようなので、念のためにそのパワーポイントファイルのZIPも作成しておく。

このブロットのオリジナル画像は、当然だが、一つのブロットの全体の画像であるためサイズがかなり大きい。ほとんどの図で1ページに1タンパク質といった具合でページが積み上げられていく。ブロット全体の写真なので、ファイルサイズだって大きい。さすがに大きいのでMain FigureとSupplemental Figureの2つに分けたが、ページ数だけで数十ページ、ファイルサイズで合計3GB以上にもなった。ここで問題が発生した。現在、Office 2011を使用しているが、あるページまで貼り付けるとクラッシュする。ファイルサイズが大きいので開くにも保存するにもクソ時間がかかる。だめだ….

なので、同僚のPCを借りてみる。クラッシュしない….さすがにファイルサイズが大きいので保存には時間がかかるが、開くぶんには全く問題ない。このPCは今年購入したWindows 10が入ったDellのパソコンだ、新しいにしてはスペックはそんなに高くはない。それにも関わらず、この差….こういった信頼性が必要な作業には自分のMacbook Pro (Early 2015, 15 inch, Memory 16GB, CPU忘れた。)を使っているのだが、それよりも快適だ….どういうことだ。もしかしてOffice 2011のクソったれが原因か?

現在使用中のMacbool Pro 15 inchを絶対的に信頼していただけに、かなりショックだった。いや、パソコンが原因ではない、Officeのクソったれが原因だ。ということで、考えた挙げ句、Office 365を年間契約で購入することにした。たしか、69.99ドルだったか。なんだこの値段。クソったれが。

Main Figureだけで68ページある。

その結果、すごく快適になった。今までのは何だったんだろう。ゴミか。今までどうやらOffice 2011という名のゴミを使っていたらしい。

考えてみればOffice 2011は10年前のソフトである。不具合がでてもおかしくない。自分のMacbook Proにしても、もう6年前になる。なんてこった…しかも、最近はAppleがCPUをインテルからM1とかいう自社製に変えやがった。これって何ていうアーキテクチャーになるんだろうか。動かないソフトやドライバーが続出だと思うのだが、どうなんだろうか。だからといってWindowsは相変わらずNo any senseのクソったれだし、次にパソコンを買う場合はどうしたらいいんだろう。しかしながら、値段とパソコンのスペックを考えると、メモリを積むことができるWindows PCになってしまうかもしれない。それに、これまで自宅で使ってきたパソコンはMacbook Pro (Early 2011, 13inch, Memory 16GB, CPU忘れた)である。これも10年前…ちなみにこれは先日満を持してWifiカードを交換したヤツだが、改めてWifiがぶっ壊れてしまった。ちなみに、これはもうmacOS High Sierraまでしかサポートされておらず、それ以上新しいバージョンのmacOSにアップグレードできない。個人的にはmacOS High SierraだとMicrosoft CodeにRのプラグインがインストールできないのが不満である。このMicrosoft CodeはPythonを使うときなんか、なかなか格好が良かった。さらに、最近、ソフトのサポートがこれが最古だったりするのをいくつか見たのを記憶している。明らかに老朽化してきている。Macbook Pro 15 inchにしても現在はmacOS High Sierraで動いている。これだとどうやら最新のOffice 365 (Office 2016)のアップデートを完了できなかった。

今週末はMemorial Dayで月曜日も休みの三連休なので、Macbook Pro 15 inchにmacOS Catalinaを入れようと思う。確か最新のOSはmacOS Big Surだが、最新のOSなんてあまり信頼できない。さらに、それ以上アップグレードできないMacbook Pro 13 inchをmacOSから引退させ、先日ぶっ壊れたDell M4800の後継にしようと思う。さすがにVirtualBoxでLinuxで扱うにはダルい。