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Blu-rayから映画・動画を力技により無料でコピー(リッピング・ダビング)する

日付;2025/03/30(日)

はじめに

昨今ではNetflixだのAmazon Prime Videoだのとオンラインの映画、動画配信が一般的になっており、なんやったら地上波のドラマやテレビ番組もオンラインでおそらく公式のメディアとして配信されている。これらには月々で下手すると2000円くらい支払っている人もかなり多いはずであり、だからこそ、例えばYoutubeなどで面白そうな違法なショートムービーを見てしまい、その映画をまずはオンライン配信サービスで探してみる、という人も多いはず。そういうことで、オンライン配信サービスはもはや世界中でなくてはならないサービスになっていることは否定する人はいないだろう。

しかしながら、先日まで配信されていたのにそれが終了していたり、そもそも日本では配信されていなかったり、配信はされているけども日本では購入できないような映画があって、それが見たくてしょうがない場合はどうしたら良いだろうか。また、例えば、「今はNetflixで配信してされているけど、これそのうち配信されなくなるだろうなぁ….」という場合とか、どうしたら良いだろうか。それでもどうしても見たい場合は、手元に残るBlu-rayやDVDでその映画を入手するわけである。

そして、次に考えることとして「NetflexとかAmazon Prime Videoならどこでも見れるじゃあないか、そもそも、配信されていた時にはどこでも見れていた….」である。これも事実であり、90%の人が、同意するはずである。今はiPadやタブレットがあり、わざわざでっかいプレーヤーにセットして、ソファーに座る必要もない。配信されていた時は確かにそうだった。

購入したBlu-rayやDVDでそれをやるためには、そういったメディアから映画をコピーするかリッピングする必要がある。もちろん、製薬会社の口だけのいきったク#$&レポ*&+ツリッチ野郎の家のキッチンには、無駄にクソでかいディスプレイが置いてあり、こんな小さなタブレットで映画をみながら来週からのお弁当の準備とかをする必要なないのだろうか、自分のようなド*生貧乏人にはそんな時には小さな安いタブレットしかないわけであり、なんとかして映画をリッピングする必要がある。それに、そんな状況ゆえに狭いキッチンにはタブレットを置くくらいのスペースしかない。

じゃあ、リッピングするかとなるわけだが、そこでも問題がある。映画には一般的にコピーコントロールが欠けてある。だから、これを解除してダビング出来るようなソフトは、そんなに頻度もないにも関わらず中々の高額を支払って入手しなければならない。どうせ料理してビール飲んでる時に楽しむだけなんだし、当然youtubeにアップロードなんて違法なことはしない。公のメディアにそんな間抜けな綱渡は絶対にしない。

では、どうしたら無料でダビング出来るのか。QBSとVLCメディアプレーヤーを使って「録画」をしてやれば良い。

必要なもの

  • Blu-rayディスク(映画など)
  • VLCメディアプレーヤー(https://www.videolan.org/vlc/index.ja.html
  • QBS Studio(ver 29.1.3)
  • 外部出力モニタ(HDMIのヤツ)
  • Blu-rayやDVDの読み込みが出来るディスクドライブ(外付け)

QBS studioだが、持っているWindows 11に以前から入れていたものを使っているので、最新バージョンではないと思う(調べてないからわからん)。ディスプレイはPhilipsの27インチのヤツで、スピーカーが内蔵されている。HDMIで繋ぐので、音声などもこのディスプレイ内蔵のスピーカーから出力されるようになる。もし使用するディスプレイにスピーカーが内蔵されていない場合は、QBS studioで出力音声を追加する必要があると思う。また、昨今のコンピューターはデフォルトでディスクドライブがないものがほとんどと思う。なので、外付けのドライブを準備する必要がある。ここで気がついてしまったが、外部出力モニタや外付けBlu-rayドライブを持っていない人は、もしかしたら有料のリッピングソフトを購入した方が早いかも….

ちなみに、コンピューターはMouse K5(Windows 11, 64GB, nvidia, corei9)を使用している。こんな用途に対しては明らかにやりすぎな性能かつ、GPUがけっこう貧弱という全くポイントレスなコンピューターである。

方法

VLCメディアプレーヤーの準備

しかし、ここでちょっと問題が発生する。VLCメディアプレーヤーをインストールしてBlu-rayを再生しようとすると、出来ない。どうやら、AACS librayというものが必要らしい。それらはここ(https://vlc-bluray.whoknowsmy.name/)からダウンロードできる。まずは、Keys Databaseをダウンロードする。

Fetch the up-to-date file from FindVUK online database and unzip it」と書いてあるリンクをクリックすると、FindVUK Online Databaseというページに行くので、そのページの下の方にあるkeydb.cfg – Language Japanese (1196 entries)をクリックすると、keydb_jpn.zipがダウンロード出来る。ダウンロードするとセキュリテーの警告的なメッセージが出るが「保存」する。それを展開し、CドライブのProgramDataにあるaacsというフォルダにコピー、もしくはそこに直接展開する。aacsフォルダが無い場合は、作成すれば良い。

Fetch the up-to-date file from FindVUK online database and unzip itをクリックする。
そうするとこのページに行くので、Downloadsのところにあるkeydb.cfg – Language Japanese (1196 entries)をクリックし、keydb_jpn.zipをダウンロードする。
keydb_jpn.zipを展開し、それをこのaacsフォルダにコピーする。直接ここに展開しても良い。

次にAACSライブラリ(libaacs.dll)をダウンロードし、Windowsであれば、Program Fileの直下にあるVLCというフォルダ内にそれをコピーする。

libaacs.dllはここにコピーする。

これらを指定のフォルダにコピーもしくは展開し、VLCメディアプレーヤーをもう一度起動させると、外付けBlu-rayドライブから動画(映画)を無事に再生することが出来た。

QBS Studioで動画をキャプチャーする

コンピューターからHDMIで外部出力し、動画を再生してみる。この時、Windowsの設定から拡張ディスプレイにしておく。

無事に動画が再生されていることを確認して、それを以下の手順でQBS Studioでキャプチャーしてみる。カーソルの動きをキャプチャーしないようにチェックを外した方が見栄えが良いと思う。コンピューターより外部モニターの解像度の方が圧倒的に高解像度(コンピューターと外部モニタに依る)なので、映画全体をキャプチャーできるようにQBS studioの画像サイズを小さくする必要がある。

まずは外部出力のモニタの映像が、QBS Studio内で赤四角でキャプチャーされているので、それをQBS Studioのソフト内で画面全体がキャプチャー出来るように小さくする。
次に、「ソース」の下部分にある「+」を押して、以下の画面を表示させる。
そうすると、どの画面をキャプチャーするか設定できるので、キャプチャ方法と画面を選び、「カーソルをキャプチャする」のチェックを外しておく。

設定できて、動画の再生も問題なさそうならば、良さ気なタイミングでBS Studio側で録画開始をおし、次にVLCに移動して動画を再生すれば良い。そして映画が終了したら、いい感じのところで録画終了を押せばOKである。

録画開始を押す。そうするとここが録画終了になるので、映画(動画)が終わって良いタイミングでその録画終了を押せば良い。

タブレットにコピー

これ色々考えたけど、時間はかかるが、結局ドロップボックス経由であれば良いと思う。ただし、ダウンロードとアップロードがめちゃくちゃ時間かかるので要注意であるが。これで、タブレットで好きな映画を見る環境が、整った。無料は最強である。

この方法がだるいと思った場合、もちろん、有料ソフトをつかうのは有りであるDVDfabとか、懐かしいけど、まだ健在だった(https://dvdfab.org/)。無料もあるらしい。昔の知識しかないけど、この無料版だと、DVDfabって透かしが入るはずなんで、嫌いだった記憶がある。アナログかつ力技であるが、ダビングは最強である。何度もいうが、長時間かかるけど。

最後に

やっぱり、くだらない映画は最高である。特に、ピラニアピラニアDDWolf of Wall streatゾンビーバーは大好きです。言っとくけど、総製作費何億円とかの映画より、こういうB級でめちゃくちゃくだらねーヤツのほうが面白いからね。