日付;2021/03/08(月)
ここ1ヶ月半くらい行っていた論文の再々投稿がやっと終わって、一息ついた。いうても、Rebuttal letterの作成には、自分はほとんど混ぜてもらえなかった。自分はただただ実験して、materials and methodsや結果などを必要に応じて書く、くらいしかやってない。Discussionには影響しなさそうな要求だったので、そのにはほとんど手を加えていない。自分の中ではちょっと微妙だが、日本では何本か論文は書いてるし、それはそれで楽でいいか、くらいに思っていた。他のラボはどうなんだろうか。ラボに依るんだうか。その分(かどうかはわからんが)、実験に対する要求がものすごく高かったように思う。その要求に答えるためには土日に休んでいる時間がなかった。休日なので夜9時とか10時とか遅くなることはなかったが、全日で休んだ日は本当になかった。1回目の再投稿の時なんて、3ヶ月以上は無休だった。怖いのは、これだけ働くと、車は急に止まれないというか、ワーカホリック状態になってしまうことで、家にいてもなんかソワソワしてしまって全く休んだ気にならなかった。それでいて疲れているのだから、これは良くないことだと思う。今回の再々投稿については、先日に愚痴ったように少しおかしな要求に答えるためのものなので、ボスたちもこんな要求に付き合うつもりはなかったのだろう。何にしても、再々投稿できて良かった。不安だが、待つしかない。これリジェクトとかされたら、本当にしんどい。だからこそけっこう緊張する。これがアクセプトされれば、自分のアメリカでの活動も無駄にならずに済みそうだ。やっぱり、論文を書いてこそ「履歴書に堂々と海外経験があります」と書けるから。逆にいえば、論文がなければ、履歴書に書いても相手にされないだろうし、自分ならばそういう人の能力を疑ってしまう。そうはなりたくない。
アメリカでのやってきたことを形にするためには、どの程度の英語能力があるのか証明する必要がある気がする。今後の活動は日本がメインになると思うので、今更ながらTOEICを検討している。しかし、あの TOEICの内容はなんとかならんのか。はっきり言って、そんな試験を必要としている日本企業の能力も知れたところだ。TOEICと会話のスキルなんて、まったく関係ない。日本でTOIECと一言でいえば、リーディングとリスニングのテストを指す。会話スキルのテストなのにスピーキングとライティングが一般的ではないのはどういうことだ。英語が必要な仕事なら、試験で実際に海外の人と過ごしてみればいいじゃあないか。そっちのほうが人となりもわかって良いだろうが。まぁ、企業に務めてきた年配の人や総務・人事の人らは、当然英語なんかしゃべったことないから仕方ないか。
いろいろ言ってるけど、今の論文が無事にアクセプトされてほしい。正直、進展のない実験は面白くない。