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考えたこと

シングルセルRNAシークエンスの外注で日本の科学技術の衰退が半端ではないことを思い知る

日付;2023/02/04(土)追記;2023/02/19(土) 2週間くらい前にシングルセルRNAシークエンス(scRNA-seq)のライブラリ調整を行い、次はサンプルのシークエンスを行わなくてはならない。研究所にシークエンサーは無いので、これを外注する必要がある。基本的には多くの施設で外注だろうと思う。たとえ大学内にシークエンサーを持っている部署があったとしても、なんやかやで外注みたいな形にな […]

どのような発表でも研究のゴールと解析の目的をはっきり言わなければならない

日付;2022/05/31(火) この日、職場でミーティングに参加した。この日の2週間前に、Zoomによるミーティングに参加したが、この職場で開催される対面式のミーティングは、コロナウイルスでオンラインのミーティングになって以来、初めてらしい。その時に率直に思ったことを記しておこうと思う。はっきり言って、ここに書いてあることは何の役にも立たないような気がする。しかし、この日に思ったことと、ここでの […]

修士でアメリカの大学や研究機関に応募・就職する方法

日付;2022/05/29(日) 仕事から電車で帰宅する途中にふと思ったことがある。それは、単にアメリカに活動拠点を置きたいのであれば、修士を取ったタイミングでアメリカに留学出来るということだ。考えてみれば、アメリカの大きな大学で技術員やResearch Associate(RA; 研究助手)として働いている者は多くが修士だし、実際に自分もアメリカでポスドクをやっているときに3人ほどRAと一緒に働 […]

個人的に投稿したくないジャーナルについて

日付;2022/04/28(木) 2022年5月から日本での研究のキャリアを再開する。2022年4月末の時点ではいまいち予測できないが、おそらくこの施設では自分で研究助成金を獲得し、自分の研究は自分の責任でマネージメントすることになるだろうと思う。当然だが、得られた研究結果は、いずれ何らかのジャーナルに投稿することになるだろう。そのときのために、自分の経験から得られた個人的に絶対投稿したくないジャ […]

ポスドクへの信頼と責任の付与と研究の継続性について

日付;2022/04/12 (火) 先月にアメリカでのポスドクを辞めて日本に戻ってきた。辞める寸前までそれまでに続けて来た研究を続け、(Prinsical Investigator;ボス)と合意したところまで実験を行ってきた。しかし、当然ながら、そんな付け焼き刃的な研究が上手いこと終了するはずもなく、確実に研究を誰かが引き継いで行うか、もしくは最悪の場合、その研究は頓挫するだろう。 ここで、研究室 […]

研究留学でやるべきことは研究業績を残すことと観光である

日付;2021/11/22(月) この時点で、おそらくもう1年も経たないうちに日本に帰国することになるだろう。そういう状況なので、最近よくアメリカでやり残したことはないのかどうか考えているように思う。 研究業績について まず、研究についてであるが、コロナウイルスの流行によるロックダウンがあったにも関わらず、研究室の少人数制とボスの性格が幸いして、全くと言っていいほど影響がなく実験することができた。 […]

日本の体質

日付;2021/08/19(木) ほんと、日本の行政の悪いところがたくさんでていると思う。そのなかでも、自分で思う最も悪い例の典型がネットのニュースに乗っていた。 https://news.yahoo.co.jp/articles/576a336878ef8f24d80a57e4273b4a21907ed78d?page=1 Yahooニュース(というかAREAdotとかいうが元にみえるが)から。 […]