iPhoneSE電池交換してみた

日付;2021年2月14日

実は去年のいつだったからか、アメリカに来る直前に買ったiPhoneSEの画面が浮き出していることに気づいていた。最近は少し時間が出来たので、思い切って分解してみることにした。まさかバッテリーが膨らんでるんじゃあないだろうか…こっち側ってバッテリーの方じゃあないのか…これで飛行機とかに乗って、そのまま爆発とかしたらエラいことになる…

iFixit(https://www.ifixit.com/)からiPhoneSEのバッテリー交換キット(iPhone SE Replacement Battery, IF327-004-7)を買って自分で交換してみることにする。しかしながら、発注してから手元に届くまで、3週間くらいかかったのは驚きだった。エラいイカつい箱に入れられてきたので、どこかで検査的なものを経由して来たんだろうなぁとか勝手に理解した。会社に怒鳴り込みメールとか入れなくてよかった。

手元に届いてから早速iPhoneSEを分解してみると、予想はしていたが完全にバッテリーが膨らんでた。これはやべぇなぁと思いながら、iFixitのページ(https://www.ifixit.com/Guide/iPhone+SE+Battery+Replacement/61303)を見ながら分解していく。このホームページはかなり良かった。必要なことがしっかり書いてあって、その通りに作業を進めれば上手く良いものであった。はじめはそのページを見ずに作業を進めようとした自分の愚かしさである。

問題はもともとバッテリーを固定してある両面テープの粘着力が最強であることだった。ここでは元の電池の爆発を恐れながら粘着力を遥かに上回る碗力で解決した。しかし、これは全くオススメできない。力による作業中、明らかにアセトンのような匂いがバッテリーもしくはテープ自体からしてきて、マジで焦った。次に似たような作業を行うときは、何かマイルドに温めるパッドみたいなものを使うべきだ。iFixitにもこういったもの(iOpener, IF145-198-9)が売っているようだ。

無事にバッテリー交換が終わってiPhoneSEが再起動したときの清々しさは、それはそれは素晴らしいものだった。なんかあったらまた利用しようと思う。

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古いバッテリーをもぎ取り、新しいバッテリーを置いてみたところ。iPhoneSEはほとんどバッテリーとタッチディスプレイだったらしい。