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研究

  • 2022年2月6日
  • 2024年7月14日

アメリカにポスドクとして留学することを決めた理由

日付;2022/02/03(木) アメリカでのポスドクのキャリアは2022年3月末で終了する。ここで、アメリカに行こうと思った理由を記しておこうと思う。もう5年以上も前になってしまうが、今では良い教訓である。 理由 研究を続けていく上で、海外経験は自分の感情的にもキャリア的にも絶対に必要になると思っていた。しかし、このご時世、最新の技術だって日本に居ながらにして利用することができるし、論文だって、 […]

  • 2022年1月30日
  • 2023年11月17日

Scientific Reportsの個人的な評価

日付;2022/01/29(土)、2023/07/28(金) 研究結果を論文誌に投稿し、専門家たちの審査を経て出版するというのは、研究の成果を世の中に伝えるための一つの手段である。10年くらい前からPlos Oneをはじめとするオープンアクセスオンラインジャーナルが台頭している。そのオープンアクセスオンラインジャーナルの一つにScientific Reportsがある。ここでは、覚書としてこのSc […]

  • 2021年11月3日
  • 2024年7月13日

ポスドクまた辞める

日付;2021/11/01(月) 10月いっぱいで今年の1月に新しく来たポスドクが辞めてしまった。うちのラボのポスドクの在籍期間は疑ってしまうほど短い。一体、4年で何人のポスドクが途中で辞めるのだろうか。自分を除く、ポスドクとして在籍した4人のうち、3人が1年続かなかった。平均半年未満だ。これが起こった場合の共通点として、個人的にすごく胸くそ悪くなることだ。本当に勘弁してほしい。けっこう気まずいし […]

  • 2021年10月15日
  • 2023年7月22日

最近うちのラボについて思うこと(その3)論文抄読会がないことの弊害

日付;2021/10/15(金) 大学や生物系の研究室を経験した人ならJournal Club(論文抄読会)を知っていると思う。自分もアメリカに来る前は当然のように行っていたし、学生にも、ラボで発表するときに恥にならないようにしっかりと(かなり厳しかった….)教えた記憶がある。しかし、本当の意味で科学をしていたり、自分で助成金を取らなくてはならなかったりすると日常的に論文を読むことにな […]

  • 2021年10月15日
  • 2023年7月22日

最近うちのラボについて思うこと(その2)無頓着と自分勝手ゆえの物品切れ

日付;2021/10/13(水) このラボにいると、マネージメントに関して勉強になることが、本当に多い。 うちのRA(Research Assistant)がこの日、面白いことを言っていた。自分は気づいていたが、一向に改善しないので良いクスリだと思って一週間前から黙っておいたところだ。このRAは、ウェスタンのときに無駄に多くのForteを使う。はっきり言えば、こんな強い発色剤はそんなに頻繁には必要 […]

  • 2021年9月18日
  • 2022年4月11日

Reviwerの依頼を受けた

日付;2021/09/17(金) この日、過去に世話になったジャーナルからレビューアーの依頼を受けた。 このジャーナルからのレビューでは、一度もまともな論文に当たったことがない。もしかして、エディターの先生、わざわざそういう原稿を自分に送ってきているのではないだろうか、と思うくらいだ。 いつもそういう感じなので、今回も引き受けるのをかなり迷ってしまった。でも、過去にとても世話になってきた先生がエデ […]

  • 2021年8月16日
  • 2024年7月13日

研究留学に関する現時点での考えと残す1年くらいの期間における目標について

日付;2021/08/16(月) アメリカでの研究期間も、残りが最大で1年2ヶ月になった。当初考えていた研究スタイルとだいぶ違うが、無事に第一著者として論文を出版することができ、最低限の成果は得たように思う。次の目標を設定する必要がある。そこで、自分にとって何が重要で、それに対する成果としてどこまで達成したのかを知るために、自分にとっての留学について一度考えてみた。 留学した理由 この留学の当初の […]

  • 2021年8月4日
  • 2022年4月11日

論文が出版される

日付;2021/08/03(火) 今日、ようやく論文が出版された。投稿から1年以上かかってしまったが、予想よりも良いジャーナルに掲載されたので良しとしようと思う。自分でも今の所は満足している。しかし、投稿するときはそれで良いと思っていても、実際にレビューを経て掲載された後に後悔した論文誌も過去にあるので、今後についてはなんとも言えない。ちなみにその論文はScientific Reportsである。 […]

  • 2021年7月31日
  • 2024年7月13日

論文の出版日が決まる

日付;2021/07/31(土) 先日Nature Communicationsにアクセプトされた論文の出版日が決まった。ここでは、アクセプトから出版までのプロセスを記録しておく。 2021/07/08(木)アクセプト 一回目の投稿から約1年後、3回の改定を経てアクセプトされた。この投稿の間、レビューアーの一人が不必要に厳しかったり、共同研究者のラボのデータで鍵なく捏造に近いデータを発見してしまっ […]

  • 2021年7月15日
  • 2022年4月11日

Nature Portfolioへの投稿というかコントリビューション

日付;2021/07/16(木) 2021/07/15(水)に、Nature Publishing Groupから「よかったらNature Portfolioの”Behind the paper”とか言うカテゴリーのページにアクセプトされた論文に関する話をポスト(投稿)してくれよな」という旨のメールが責任著者の一人から転送されてきた。これ昔からあるのだろうか。初めて聞くが。 Behin […]