アメリカでのポスドク時にやってきたPI(ボス)を納得させる方法
日付;2022/03/12(土) 研究を進めるためにはボスを納得させる必要がある アメリカで所属した研究室のPI(Principal Investigator;自分のボス)はかなりのマイクロマネージメントで、M.D., Ph. D.で、研究について話したことを忘れがちで、サイエンスのセンスが少し欠けたような研究者だったと思う。そしてこの研究室に所属したポスドクの在籍期間は、平均的に非常に短かいとい […]
日付;2022/03/12(土) 研究を進めるためにはボスを納得させる必要がある アメリカで所属した研究室のPI(Principal Investigator;自分のボス)はかなりのマイクロマネージメントで、M.D., Ph. D.で、研究について話したことを忘れがちで、サイエンスのセンスが少し欠けたような研究者だったと思う。そしてこの研究室に所属したポスドクの在籍期間は、平均的に非常に短かいとい […]
必要な資質は何なんだろうか?? 博士課程のときはアメリカ留学についてはほとんど考えていなかったが、漠然と「自分はもっと良い論文を書かなくては…」と思っていた気がする。博士課程を修了後、かつ、アメリカでのポスドクを経験する前は、自分は「日本でアメリカで通用するまでの論文を書いてからアメリカに留学した方がいい。」とか勝手に思っていた。しかし一度ポスドクとしてアメリカに留学を経験したら、その考えが超絶に […]
日付;2022/02/24(木) 2月21日はプレジデントデイで休日であり、その週はアメリカでは3連休となった。そして、この週の2月14日(月)に2022年1回目のレビューアーの依頼を受けた。しかし、レビューアーの依頼を受けたことをすっかり忘れており、なんと3連休の最後の夕方になってようやく思い出した。レビューの締め切りは2月28日(月)である。それにも関わらず、その週はめちゃくちゃ忙しいことが予 […]
日付;2021/04/17(土)改定;2022/02/22(火) ここでは、これまでの自分の研究キャリアを通して、どんな研究室がダメなのか自分が感じた(感じている)ことを、その様子と、その様子が反映される結果について書いておこうと思う。これは今後自分が所属することになるだろうアカデミックな、もしくはそれに類似したポストの将来を考える上で有用だと思う。まずは研究とは一体どんな行為なのかを述べ、次に、 […]
日付;2022/01/22(土)改定;2022/02/22(火) 研究室の良し悪しの判断基準 アメリカでのポスドク(Post-doctoral fellow, Post-doctoral fellowship)の経験から、基礎研究を行うポスドクとして、どんな研究室を避けたほうが良いかを記しておこうと思う。本当は、どんな研究室が良いかという観点から記録したいのだが、正直言って、良い研究室の定義がイマ […]
日付;2022/02/13(日) 研究の成果を世の中に出す最も有効な手段は、その成果を論文として出版することである。学会発表なども公表のうちに入るかもしれないが、学会発表での結果は未だ結論に達していない場合もあり、レビューがあったとしてもそれはとても甘い(だろう)ので、基礎研究や学術研究で真に成果と呼べるものは結局のところ論文誌での発表だと言える。応用の分野では論文誌での成果の発表に加えて、特許な […]
日付;2022/02/12(土) アメリカでのポスドクは2022年3月末で終了 アメリカでのポスドクのキャリアは2022年3月末で終了する。ここで、日本に帰ることにした理由を記しておこうと思う。 2022年がビザの最終年度である。 自分は2017年の10月の下旬にアメリカに来てポスドクを初めて、2022年3月末で4年5ヶ月になる。そして2022年がビザの最終年度であり、その10月の下旬でビザの期限 […]
日付;2022/02/11(金) 以下は個人的な考えなので、万人に当てはまるような話ではないことに注意する必要があるが、医者以外の基礎研究者(つまり、医者や応用分野の研究者には当てはまらないと思う)として注意の必要な研究分野について記録しておく。これらは実際にそういった研究を行ってみて、注意したほうが良い、楽と感じたことである。 注意が必要な研究テーマ 何を研究しても良い業績が得られればそれで良い […]
日付;2022/02/03(木) アメリカでのポスドクのキャリアは2022年3月末で終了する。ここで、アメリカに行こうと思った理由を記しておこうと思う。もう5年以上も前になってしまうが、今では良い教訓である。 理由 研究を続けていく上で、海外経験は自分の感情的にもキャリア的にも絶対に必要になると思っていた。しかし、このご時世、最新の技術だって日本に居ながらにして利用することができるし、論文だって、 […]
日付;2022/01/29(土)、2023/07/28(金) 研究結果を論文誌に投稿し、専門家たちの審査を経て出版するというのは、研究の成果を世の中に伝えるための一つの手段である。10年くらい前からPlos Oneをはじめとするオープンアクセスオンラインジャーナルが台頭している。そのオープンアクセスオンラインジャーナルの一つにScientific Reportsがある。ここでは、覚書としてこのSc […]